From 5d909e1fc20773b48f04a3f20510f0206be0981f Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Christian Perrier Date: Sun, 19 Feb 2006 17:42:12 +0000 Subject: Japanese manpages translation update --- doc/ja/apt-secure.ja.8.xml | 374 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 1 file changed, 374 insertions(+) create mode 100644 doc/ja/apt-secure.ja.8.xml (limited to 'doc/ja/apt-secure.ja.8.xml') diff --git a/doc/ja/apt-secure.ja.8.xml b/doc/ja/apt-secure.ja.8.xml new file mode 100644 index 000000000..33a829076 --- /dev/null +++ b/doc/ja/apt-secure.ja.8.xml @@ -0,0 +1,374 @@ + + +%aptent; + +]> + + + &apt-docinfo; + + + apt-secure + 8 + + + + + + + + + apt-secure + + APT アーカイブ認証サポート + + + + 説明 + + + バージョン 0.6 より、apt 全アーカイブに対する + Release ファイルの署名チェックコードが含まれています。 + Release ファイル署名キーにアクセスできない人が、 + アーカイブのパッケージの変更が確実にできないようにします。 + + + + + パッケージに署名されなかったり、apt が知らないキーで署名されていた場合、 + アーカイブから来たパッケージは、信頼されていないと見なし、 + インストールの際に重要な警告が表示されます。 + apt-get は、 + 現在未署名のパッケージに対して警告するだけですが、 + 将来のリリースでは、全ソースに対し、 + パッケージダウンロード前に強制的に検証される可能性があります。 + + + + + &apt-get;, &aptitude;, &synaptic; といったパッケージフロントエンドは、 + この新認証機能をサポートしています。 + + + + + 信頼済アーカイブ + + + + apt アーカイブからエンドユーザまでの信頼の輪は、 + いくつかのステップでo区政されています。 + apt-secure は、この輪の最後のステップで、 + アーカイブを信頼することは、 + パッケージに悪意のあるコードが含まれていないと信頼するわけではありませんが、 + アーカイブメンテナを信頼すると言うことです。 + これは、アーカイブの完全性を保証するのは、 + アーカイブメンテナの責任だということです。 + + + + apt-secure はパッケージレベルの署名検証は行いません。 + そのようなツールが必要な場合は、 + debsig-verifydebsign + (debsig-verify パッケージと devscripts パッケージでそれぞれ提供されています) + を確認してください。 + + + + Debian における信頼の輪は、 + 新しいパッケージやパッケージの新しいバージョンを、 + メンテナが Debian アーカイブにアップロードすることで始まります。 + これは、Debian メンテナキーリング (debian-keyring パッケージにあります) + にあるメンテナのキーで署名しなければ、アップロードできないということです。 + メンテナのキーは、キーの所有者のアイデンティティを確保するため、 + 以下のような事前に確立した手段で、他のメンテナに署名されています。 + + + + + アップロードされたパッケージごとに、検証してアーカイブに格納します。 + パッケージは、メンテナの署名をはがされ、 MD5 sum を計算されて、 + Packages ファイルに格納されます。 + その後、全パッケージファイルの MD5 sum を計算してから、 + Release ファイルに置きます。 + Release ファイルは、アーカイブキーで署名されます。 + アーカイブキーは年ごとに作成され、FTP サーバで配布されます。 + このキーも Debian キーリングに含まれます。 + + + + + エンドユーザは誰でも、Release ファイルの署名をチェックし、 + パッケージの MD5 sum を抽出して、ダウンロードしたパッケージの MD5 sum + と比較できます。 + バージョン 0.6 以前では、ダウンロードした Debian パッケージの MD5 sum しか、 + チェックしていませんでした。 + 現在では、MD5 sum と Release ファイルの署名の両方でチェックします。 + + + + 以上は、パッケージごとの署名チェックとは違うことに注意してください。 + 以下の用に考えられる 2 種類の攻撃を防ぐよう設計されています。 + + + + + ネットワーク中間者攻撃 + 署名をチェックしないと、 + 悪意あるエージェントがパッケージダウンロードプロセスに割り込んだり、 + ネットワーク構成要素 (ルータ、スイッチなど) の制御や、 + 悪漢サーバへのネットワークトラフィックのリダイレクトなど + (arp 経由や DNS スプーフィング攻撃) で、 + 悪意あるソフトウェアを掴まされたりします。 + + + ミラーネットワーク感染. + 署名をチェックしないと、悪意あるエージェントがミラーホストに感染し、 + このホストからダウンロードしたユーザすべてに、 + 悪意あるソフトウェアが伝播するようにファイルを変更できます。 + + + + しかしこれは、 + (パッケージに署名する) Debian マスターサーバ自体の感染や、 + Release ファイルに署名するのに使用したキーの感染を防げません。 + いずれにせよ、この機構はパッケージごとの署名を補完することができます。 + + + + ユーザの設定 + + + apt-key は、 + apt が使用するキーリストを管理するプログラムです。 + このリリースのインストールでは、Debian パッケージリポジトリで使用する、 + キーで署名する デフォルトの Debian アーカイブを提供しますが、 + apt-key でキーの追加・削除が行えます。 + + + + 新しいキーを追加するためには、まずキーをダウンロードする必要があります。 + (取得する際には、信頼できる通信チャネルを使用するよう、特に留意してください) + 取得したキーを、apt-key で追加し、 + apt-get update を実行してください。 + 以上により、apt は指定したアーカイブから、Release.gpg + ファイルをダウンロード・検証できるようになります。 + + + + +アーカイブの設定 + + + あなたがメンテナンスしているアーカイブで、アーカイブ署名を提供したい場合、 + 以下のようにしてください。 + + + + + 上位 Release ファイルの作成 + 既にこれが存在しているのでなければ、 + apt-ftparchive release (apt-utils で提供) + を実行して作成してください。 + + + 署名 + gpg -abs -o Release.gpg Release を実行して、 + 署名してください。 + + + キーの指紋を配布 + これにより、アーカイブ内のファイル認証に、 + どのキーをインポートする必要があるかを、 + ユーザに知らせることになります。 + + + + + アーカイブの内容に変化がある場合 (新しいパッケージの追加や削除)、 + アーカイブメンテナは前述の最初の 1, 2 ステップに従わなければなりません。 + + + + +関連項目 + +&apt-conf;, &apt-get;, &sources-list;, &apt-key;, &apt-archive;, +&debsign; &debsig-verify;, &gpg; + + + +詳細な背景情報を検証するのなら、 +the Securing Debian Manual (harden-doc パッケージにもあります) の +Debian +Security Infrastructure 章と、 +V. Alex Brennen による +Strong Distribution HOWTO をご覧ください。 + + + + &manbugs; + &manauthor; + + +マニュアルページ筆者 + + +このマニュアルページは Javier Fernández-Sanguino +Peña, Isaac Jones, Colin Walters, Florian Weimer, Michael Vogt +の作業を元にしています。 + + + + + &translator; + + + -- cgit v1.2.3 From 54a14f507b63236ce8c94bb92a835be0cfd161dd Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: Christian Perrier Date: Wed, 1 Mar 2006 16:53:04 +0000 Subject: Japanese manpages typo corrections --- doc/ja/apt-secure.ja.8.xml | 6 +++--- 1 file changed, 3 insertions(+), 3 deletions(-) (limited to 'doc/ja/apt-secure.ja.8.xml') diff --git a/doc/ja/apt-secure.ja.8.xml b/doc/ja/apt-secure.ja.8.xml index 33a829076..5b9612a7f 100644 --- a/doc/ja/apt-secure.ja.8.xml +++ b/doc/ja/apt-secure.ja.8.xml @@ -100,7 +100,7 @@ responsibility to ensure that the archive integrity is correct. --> apt アーカイブからエンドユーザまでの信頼の輪は、 - いくつかのステップでo区政されています。 + いくつかのステップで構成されています。 apt-secure は、この輪の最後のステップで、 アーカイブを信頼することは、 パッケージに悪意のあるコードが含まれていないと信頼するわけではありませんが、 @@ -182,7 +182,7 @@ per package basis. It is designed to prevent two possible attacks: --> 以上は、パッケージごとの署名チェックとは違うことに注意してください。 - 以下の用に考えられる 2 種類の攻撃を防ぐよう設計されています。 + 以下のように考えられる 2 種類の攻撃を防ぐよう設計されています。 @@ -243,7 +243,7 @@ apt-key は、 apt が使用するキーリストを管理するプログラムです。 このリリースのインストールでは、Debian パッケージリポジトリで使用する、 - キーで署名する デフォルトの Debian アーカイブを提供しますが、 + キーで署名するデフォルトの Debian アーカイブを提供しますが、 apt-key でキーの追加・削除が行えます。 -- cgit v1.2.3