From 095bdb6fe230a499ab150e55d514b938d2d2bbd7 Mon Sep 17 00:00:00 2001 From: David Kalnischkies Date: Wed, 26 Aug 2009 17:29:29 +0200 Subject: =?UTF-8?q?=20=20[=20Nicolas=20Fran=C3=A7ois=20]=20=20=20*=20doc/j?= =?UTF-8?q?a/*,=20doc/po/ja.po:=20=20=20=20=20-=20remove=20the=20old=20ja?= =?UTF-8?q?=20man=20page=20translation=20and=20replace=20it=20with=20=20?= =?UTF-8?q?=20=20=20=20=20the=20new=20po4a-powered=20translation=20by=20KU?= =?UTF-8?q?RASAWA=20Nozomu.?= MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=UTF-8 Content-Transfer-Encoding: 8bit --- doc/ja/apt_preferences.ja.5.xml | 940 ---------------------------------------- 1 file changed, 940 deletions(-) delete mode 100644 doc/ja/apt_preferences.ja.5.xml (limited to 'doc/ja/apt_preferences.ja.5.xml') diff --git a/doc/ja/apt_preferences.ja.5.xml b/doc/ja/apt_preferences.ja.5.xml deleted file mode 100644 index a7e63a961..000000000 --- a/doc/ja/apt_preferences.ja.5.xml +++ /dev/null @@ -1,940 +0,0 @@ - - -%aptent; - -]> - - - - - &apt-author.team; - &apt-email; - &apt-product; - - 29 February 2004 - - - - apt_preferences - 5 - - - - - apt_preferences - - APT 設定制御ファイル - - - - -説明 - -APT 設定ファイル /etc/apt/preferences は、 -インストールするパッケージのバージョン選択を制御するのに使用します。 - - -&sources-list; ファイルに複数のディストリビューション -(stabletesting など) -が指定されていて、 -パッケージに対し複数のバージョンがインストールできることがあります。 -このとき APT は、利用できるバージョンごとに優先度を割り当てます。 -依存関係規則を条件として、apt-get は、 -最も高い優先度を持つバージョンをインストールするよう選択します。 -APT 設定ファイルは、APT がデフォルトで割り当てた、 -パッケージのバージョンの優先度を上書きします。 -その結果、インストールするものの選択を、ユーザが選択できるようになります。 - - -&sources-list; ファイルに複数の参照が書かれている場合、 -パッケージの同じバージョンのインスタンスが複数利用できる可能性があります。 -この場合、apt-get は &sources-list; -ファイルの初めの方に指定されているところからダウンロードします。 -APT 設定ファイルは、バージョンの選択にのみ影響し、 -インスタンスの選択には影響しません。 - - -APT のデフォルト優先度の割り当て - - -設定ファイルがなかったり、 -設定ファイルに、特定のパッケージを割り当てるエントリがない場合、 -そのバージョンの優先度は、 -そのバージョンが属しているディストリビューションの優先度となります。 -デフォルトで他のディストリビューションより高い優先度を持つ、 -特定のディストリビューションを「ターゲットリリース」としておくのは可能です。 -ターゲットリリースは、apt-get のコマンドラインで設定したり、 -APT 設定ファイル /etc/apt/apt.conf で設定したりできます。 -例えば以下のようになります。 - - -apt-get install -t testing some-package - - -APT::Default-Release "stable"; - - - - -ターゲットリリースが指定されると、APT は以下のアルゴリズムで、 -パッケージのバージョンの優先度を設定します。このように割り当てます。 - - - - -優先度 100 - -(あるならば) 既にインストールされているバージョン。 - - - - -優先度 500 - -インストールされておらず、ターゲットリリースに含まれないバージョン。 - - - - -優先度 990 - -インストールされておらず、ターゲットリリースに含まれるバージョン。 - - - - - -ターゲットリリースが指定されていなければ、 -APT は単純にインストールしているパッケージのバージョンには 100 を、 -インストールしていないパッケージのバージョンには 500 を割り当てます。 - - -APT は、インストールするパッケージのバージョンを決定するために、 -以下のルールを上から順番に適用します。 - - -有効なバージョンの優先度が 1000 を越えない場合、 -決してダウングレードしません。 -(「ダウングレード」は、現在のパッケージのバージョンよりも、 -小さいバージョンのものをインストールします。 -APT のデフォルト優先度が 1000 を越えないことに注意してください。 -そのような優先度は設定ファイルでのみ設定できます。 -また、パッケージのダウングレードは危険であることにも注意してください) - -最も高い優先度のバージョンをインストールします。 - -同じ優先度のバージョンが複数存在する場合、 -最も新しいもの (最もバージョン番号が高いもの) をインストールします。 - -優先度・バージョン番号が同じものが複数存在し、 -そのパッケージのメタデータが異なるか --reinstall -オプションが与えられている場合、 -インストールされていないものをインストールします。 - - - - -よくある状況として、 -あるインストールされているパッケージのバージョン (優先度 100) が、 -&sources-list; ファイルのリストから得られるバージョン (優先度 500 か 990) -よりも新しくないということがあります。この場合、 -apt-get install some-package -や apt-get upgrade を実行するとパッケージが更新されます。 - - - -まれに、インストールされているパッケージのバージョンが、 -他の有効なバージョンよりも新しい場合があります。 -この時 -apt-get install some-package -や apt-get upgrade を実行しても、 -ダウングレードしません。 - - -時々、インストールしているパッケージのバージョンが、 -ターゲットリリースに属するバージョンよりも新しく、 -他のディストリビューションよりも古い場合があります。 -そのようなパッケージに対して -apt-get install some-package -や apt-get upgrade を実行すると、 -パッケージは更新されます。 -この場合、インストールされているバージョンよりも、 -少なくともひとつは、 -高い優先度を持つ有効なパッケージがあるからです。 - - - -APT 設定の効果 - - -APT 設定ファイルを使うと、 -システム管理者が優先度を割り当てられるようになります。 -ファイルは、空白行で区切られた、複数行からなるレコードで構成されています。 -レコードは特定形式か、汎用形式のどちらかの形式をとります。 - - - -特定形式は、優先度 ("Pin-Priority") を、 -指定したパッケージの指定したバージョン (範囲) について割り当てます。 -例えば以下のレコードは、 -"5.8" で始まる perl パッケージを、 -高い優先度に設定します。 - - -Package: perl -Pin: version 5.8* -Pin-Priority: 1001 - - - - -汎用形式は、与えられたディストリビューションにある、 -すべてのパッケージ (Release ファイルに列挙したパッケージ) -の優先度や、FQDNで指定した、 -特定のインターネットサイトから取得するパッケージの優先度を割り当てます。 - - -APT 設定ファイルに書かれている汎用形式のエントリは、 -パッケージのグループについてのみ適用されます。 -例えば以下のレコードは、ローカルサイトにある全パッケージについて、 -高い優先度を割り当てます。 - - -Package: * -Pin: origin "" -Pin-Priority: 999 - - - -注: ここで使用しているキーワードは "origin" です。 -Release ファイルに指定されたような、 -ディストリビューションの Origin と混同しないようにしてください。 -Release ファイルにある "Origin:" タグは、 -インターネットアドレスではなく、 -"Debian" や "Ximian" といった作者やベンダ名です。 - - -以下のレコードは、アーカイブ名が "unstable" -となっているディストリビューションに属するパッケージを、 -すべて低い優先度に割り当てます。 - - -Package: * -Pin: release a=unstable -Pin-Priority: 50 - - - -以下のレコードは、アーカイブ名が "stable" で、 -リリースバージョン番号が "3.0" -となっているリリースに属するパッケージを、 -すべて高い優先度に割り当てます。 - - -Package: * -Pin: release a=stable, v=3.0 -Pin-Priority: 500 - - - - - - - - - -APT が優先度に割り込む方法 - - - -APT 設定ファイルで割り当てた優先度 (P) は、正負の整数でなくてはなりません。 -これは (おおざっぱにいうと) 以下のように解釈されます。 - - - -P > 1000 - -パッケージがダウングレードしても、このバージョンのパッケージをインストールします。 - - -990 < P <=1000 - -インストールされているバージョンの方が新しいことを除き、 -ターゲットリリースに含まれなくても、 -このバージョンのパッケージをインストールします。 - - -500 < P <=990 - -ターゲットリリースに属するバージョンがあったり、 -インストールされているバージョンの方が新しいのでなければ、 -このバージョンのパッケージをインストールします。 - - -100 < P <=500 - -他のディストリビューションに属するバージョンがあったり、 -インストールされているバージョンの方が新しいのでなければ、 -このバージョンのパッケージをインストールします。 - - -0 < P <=100 - -このパッケージがインストールされていない場合、 -このバージョンのパッケージをインストールします。 - - -P < 0 - -このバージョンがインストールされないようにします。 - - - - - -特定形式のレコードが利用可能パッケージバージョンに一致した場合、 -最初のレコードが、パッケージバージョンの優先度を決定します。 -失敗して、汎用形式のレコードが利用可能パッケージバージョンに一致した場合、 -最初のレコードが、パッケージバージョンの優先度を決定します。 - - -例えば、APT 設定ファイルの上の方に、 -以下のレコードが書かれていると仮定してください。 - - -Package: perl -Pin: version 5.8* -Pin-Priority: 1001 - -Package: * -Pin: origin "" -Pin-Priority: 999 - -Package: * -Pin: release unstable -Pin-Priority: 50 - - - -すると、 - - -バージョン番号が "5.8" で始まっていれば、 -perl の最新の利用可能パッケージがインストールされます。 -バージョン 5.8* が利用可能で、バージョン 5.9* がインストールされている場合、 -perl はダウングレードされます。 - -ローカルシステムで有効な、 -perl 以外のどんなパッケージでも、 -他のバージョンより (たとえターゲットリリースに属していても) 優先度が高くなります。 - - -ローカルシステムにはなくても &sources-list; -に列挙されたサイトにあるバージョンで、 -unstable ディストリビューションに属しているパッケージは、 -インストールするよう選択され、 -既にインストールされているバージョンがない場合にのみインストールされます。 - - - - - - - -パッケージのバージョンとディストリビューションプロパティの決定 - - -&sources-list; ファイルに列挙した場所では、 -その場所で利用できるパッケージを記述した、 -Packages ファイルや -Release ファイルを提供します。 - - -Packages ファイルは通常 -.../dists/dist-name/component/arch -ディレクトリにあります。 -例えば、.../dists/stable/main/binary-i386/Packages です。 -これは、ディレクトリにある利用可能パッケージごとに、 -複数行のレコードからできています。 -APT 優先度の設定は、レコードごとに以下の 2 行だけです。 - - - -Package: -パッケージ名を与えます。 - - - -Version: -その名前のパッケージのバージョン番号を与えます。 - - - - - -Release ファイルは、通常 -.../dists/dist-name -にあります。例えば、 -.../dists/stable/Release, -.../dists/woody/Release です。 -これは、このディレクトリ以下にあるパッケージに適用する、 -複数行のレコード 1 つから成っています。 -Packages と違い Release ファイルは、 -ほとんどの行が APT 優先度の設定に関連します。 - - - - -Archive: - -このディレクトリツリーに属する全パッケージのアーカイブ名。 -例えば、 -"Archive: stable" -という行は、Release ファイルの親ディレクトリツリー以下にある全パッケージが、 -stable アーカイブだと指定します。 -APT 設定ファイルでこの値を指定するには、以下の行が必要になります。 - - -Pin: release a=stable - - - - - - -Version: - -リリースバージョン名。 -例えば、このツリーのパッケージが、 -GNU/Linux リリースバージョン 3.0 に属するとします。 -通常 testing ディストリビューションや -unstable ディストリビューションには、 -まだリリースされていないので、バージョン番号が付きません。 -APT 設定ファイルでこれを指定するには、以下の行のいずれかが必要になります。 - - - -Pin: release v=3.0 -Pin: release a=stable, v=3.0 -Pin: release 3.0 - - - - - - - -Component: - -Release ファイルの、 -ディレクトリツリーにあるパッケージのライセンスコンポーネント名。 -例えば、"Component: main" という行は、このディレクトリ以下の全ファイルが、 -main コンポーネント -(Debian フリーソフトウェアガイドラインの元でライセンスされている) -であることを表します。 -APT 設定ファイルでこのコンポーネントを指定するには、以下の行が必要になります。 - - -Pin: release c=main - - - - - - -Origin: - -Release ファイルのディレクトリツリーにあるパッケージの提供者名。 -ほとんど共通で、Debian です。 -APT 設定ファイルでこの提供者を指定するには、以下の行が必要になります。 - - -Pin: release o=Debian - - - - - - -Label: - -Release ファイルのディレクトリツリーにあるパッケージのラベル名。 -ほとんど共通で Debian です。 -APT 設定ファイルでこのラベルを指定するには、以下の行が必要になります。 - - -Pin: release l=Debian - - - - - - - -&sources-list; ファイルに列挙された場所から取得した -Packages ファイルや -Release ファイルはすべて、 -/var/lib/apt/lists ディレクトリや、 -apt.conf ファイルの -Dir::State::Lists 変数で指定した場所に取得されます。例えば、 -debian.lcs.mit.edu_debian_dists_unstable_contrib_binary-i386_Release ファイルは、 -debian.lcs.mit.edu から取得した、 -unstable ディストリビューションで、 -contrib コンポーネントな、 -binary-i386 アーキテクチャ用の -Release ファイルを含んでいます。 - - - - -APT 設定レコードのオプション行 - - -APT 設定ファイルのレコードごとに、 -任意で Explanation: で始まる行を持てます。 -これは、コメント用の場所を確保します。 - - -APT 設定レコードの Pin-Priority: 行は任意です。 -省略すると、Pin-Priority: release ... -で始まる行で指示した最後の値 (少なくとも1つ) を優先度に割り当てます。 - - - - - -サンプル - - -安定版を追跡 - - -以下の APT 設定ファイルは、stable -ディストリビューションに属する全てのパッケージのバージョンに、 -デフォルト (500) より高い優先度を割り当て、 -他の Debian -ディストリビューションのパッケージのバージョンには、 -低くてインストールできないような優先度を割り当てます。 - - -Explanation: Uninstall or do not install any Debian-originated -Explanation: package versions other than those in the stable distro -Package: * -Pin: release a=stable -Pin-Priority: 900 - -Package: * -Pin: release o=Debian -Pin-Priority: -10 - - - - -適切な &sources-list; ファイルと上記の設定ファイルにより、 -以下のコマンドで最新の stable -バージョンにアップグレードできます。 - - -apt-get install package-name -apt-get upgrade -apt-get dist-upgrade - - - - -以下のコマンドで、指定したパッケージを testing -ディストリビューションの最新バージョンにアップグレードします。 -このパッケージは、再度このコマンドを発行しないとアップグレードされません。 - - -apt-get install package/testing - - - - - - - テスト版や不安定版を追跡 - - -以下の APT 設定ファイルは、testing -ディストリビューションのパッケージのバージョンに高い優先度を割り当て、 -unstable -ディストリビューションのパッケージのバージョンには低い優先度を割り当てます。 -また他の Debian -ディストリビューションのパッケージのバージョンには、 -低くてインストールできないような優先度を割り当てます。 - - -Package: * -Pin: release a=testing -Pin-Priority: 900 - -Package: * -Pin: release a=unstable -Pin-Priority: 800 - -Package: * -Pin: release o=Debian -Pin-Priority: -10 - - - - -適切な &sources-list; ファイルと上記の設定ファイルにより、 -以下のコマンドで最新の testing -バージョンにアップグレードできます。 - - -apt-get install package-name -apt-get upgrade -apt-get dist-upgrade - - - - -以下のコマンドで、指定したパッケージを unstable -ディストリビューションの最新バージョンにアップグレードします。 -それ以降、apt-get upgrade は -testing バージョンのパッケージが更新されていれば -testing の最新版に、 -unstable バージョンのパッケージが更新されていれば -unstableの最新版にアップグレードします。 - - -apt-get install package/unstable - - - - - - - - -関連項目 -&apt-get; &apt-cache; &apt-conf; &sources-list; - - - - &manbugs; - &translator; - - - -- cgit v1.2.3